総務  (1) 今年度の新入会員は3名、退会者は8名であった。現在、名簿上の会員数は 
国内会員65名、海外会員17名、賛助会員1社 轄総ロ開発アソシエイツである。
 新入会員 3名 有原元博、白石正明、福田幸正
 退会会員 8名 田中秀和、幸田成善、三上恒生、政岡豊、升村章司、
 皆川泰典、野本啓介、中野武(死去)
(2) 会費納入状況
 2010年3月末時点で会費納入者は国内会員43名、海外会員5名、法人1社。
2009年度の会費収入は693,600円と前年度比213,600円の減収であった。
減収の理由として会費納入者が18名減ったこと、及び会費値下げの影響がある。
 2010年度の納入状況を見て正会員を特定し、会員住所録を6月に改定・配布する。

(3) 会員レポート
 年度初めにとりまとめ順次配布した。 16名からレポートの提出があった。


主要行事 (参加者敬称略:順不同)

(1) 年次総会 4月16日(木) JICA研究所 大会議室 (参加者14名)
 高橋、大戸、鈴井、神田、高瀬、三上、中島、池田、松本、藤村、太田、山下
松井(学生部)、高松(学生部)

(2) 新年会 1月22日(金) 半蔵門ダイヤモンドホテル プルメリア (参加者22名)
高橋、大戸、萩原、神田、高瀬、三上、池田、福永、松本、太田、大嶋、山元、浅沼、荒木、菊地、堀内、山下、百武(婦人部)、松井(学生部)、
中野(学生部)、大塚(学生部)、真田(国際開発ジャーナル)

(3) 35周年記念シンポジウム 2月28日(日) 学士会館 (参加者27名)
 高橋、荒木、大戸、萩原、池田、神田、鈴井、太田、高瀬、福永、松本、藤村、三上、河野、堀内、小倉、ケンネ、二神、山田、辻岡、今津、倉又、山下、
松井(学生部)、間中(UNICEF)、橋本(JETRO)、北原(学生)

広報
ニュースレター
2009年5月号 No. 402
 アフリカの持続的発展と農村地域の女性に対する教育機会の拡大
 ―映画『母たちの村』を通して考える―          創価大学 鈴井宣行

2009年6月号 No. 403
 研修事業の評価について               SRID事務局 山下道子

2009年7月号 No. 404
 バナナ・テキスタイル・プロジェクト       UNIDO東京事務所 萩原孝一

 科学技術外交について                  笹川財団 大戸範雄

2009年8月号 No. 405
 米国従属と日本の外交
             ポールセザンヌ大学 今井正幸

 国内外の開発コンサルタントの次世代人材育成の難しさ
             (株)オリエンタル・コンサルタンツ 太田陽子

2009年11月号 No. 406
 私のインドネシアでの健康管理法 −インドネシアからの帰国挨拶に代えて−
   (株)Global Group 21 Japan 不破吉太郎

2009年12月号 No. 407
 インドネシア生物多様性保全への協力
     JICA専門技術嘱託 神田道男

2010年1月号 No. 408
 プノンペン奮闘記 −社会を調査すること−
   東京大学大学院総合文化研究科修士課程 松井 梓

2010年2月号 No. 409
 文献紹介「マグネシウム文明論:石油に代わる新エネルギー資源」
 矢部孝・山路達也著(PHP新書)    
         メイ・クォーター・マネジメント・コーポレーション 福永喜朋

2010年3月号 No. 410
 特集:SRID設立35周年記念シンポジウム


 懇談会 第1回 7月22日(水) UNIDO東京事務所 (参加者12名)
  JICAの進める一村一品運動
         JICA南部アフリカ第一課長 下田 透

第2回 9月29日(火) UNIDO東京事務所 (参加者9名)
  途上国のビジネス・マッチングを支援する南南協力
   JICA客員専門員 藤村建夫

第3回 11月10日(火)  UNIDO東京事務所 (参加者14名)
  インドネシアからの帰国報告
      (株)Global Group 21 Japan 不破吉太郎

第4回 12月17日(木)  UNIDO東京事務所 (参加者7名)
  日本におけるBOPビジネスの展開
           UNIDO東京事務所 萩原孝一

第5回 1月21日(木) 三上良悌会員宅 (参加者11名)
  アフリカ米倍増10年計画と虹色の革新
    (財)国際開発センター顧問 高瀬国雄


 サロン 1月21日(木)  三上会員宅 (参加者11名、第5回懇談会を兼ねる)
 高瀬国雄会員「アフリカ米倍増10年計画と虹色の革新

2月16日(火)  三上会員宅 (参加者9名)
 中野幸紀会員「サヘル・電波利用出前講座プロジェクト

2月25日(木) 藤村会員宅 (参加者7名)
 和気邦夫氏「国際開発協力において求められるリーダーシップ

3月5日(金) 三上会員宅 (参加者9名)
 田村修二会員「食品加工を通しての地域おこし:北海道の事例とカザフスタン

3月12日(金) 三上会員宅 (参加者7名)
 小林一会員「日本の農山村をめぐる最近の動き


 婦人クラブ 2009年度の活動実績、2010年度の活動計画ともに報告事項なし。


 シンポジウム 35周年記念シンポジウム

2010年2月28日(日) 13:00〜19:30 学士会館(参加者27名)

冒頭、総合司会の大戸範雄代表幹事より記念シンポジウム開催に至る経緯と趣意説明が行われた。SRID設立35周年を迎えるにあたり、国際開発をとりまく環境が大きく変化しつつあることを踏まえ、来るべき開発援助はどうあるべきか、またその中でSRIDの役割はどこにあるかを議論し、政策提言をSRID活性化に結びつけることとした。

高橋一生会長の開会挨拶の後、荒木光弥副会長より「次世代への援助の潮流」と題する基調講演が行われた。その後、質疑応答があり第1部を終了した。

第2部では高橋会長の司会により、荒木光弥、神田道男、萩原孝一、池田晶子、太田陽子の5名の会員をパネリストに迎えて、パネル討論「来るべき開発援助とは」を行った。各パネリストが自身の専門分野を踏まえ、これからの開発協力について所信を述べたほか、司会者より「脆弱国家への支援はどうあるべきか」という問題提起がなされた。今後は水平連携・ネットワーク型の協力が望ましいとの結論を得た。

自由討論では活発な意見交換が行われた。シンポジウム閉会後に懇親会を開催し、会員間の旧交を温めた。