総務  (1) 会員数   
2012年度は新入会員2名、再入会者1名、退会者4名であった。現在の会員数は、国内会員55名、海外会員2名。賛助会員はなし。
・ 入会者  2名 橋本 進、的場泰信
・ 再入会者 1名 中島千秋
・ 退会者  4名 松井和久、太田陽子、二神重成、池田晶子
 
(2) 会費納入状況
・ 2013年3月末時点で会費納入者数は国内会員53、海外会員0、学生部10である。
・ 2012年度の会費収入は492,000円と前年比139,000円の減収であった。減収要因は賛助会員の退会、正会員の純減1名、前年度の納入者が3名いたことによる。他方、学生部10名の会費収入があったため15,000円の増収要因であった。

(3) 会員紹介
SRIDジャーナル「会員紹介」蘭において、2011年度の高瀬国雄会員、松本洋会員、村上裕公会員に引き続き、2012年度は堀内伸介会員、中沢賢治会員、三上良梯会員、不破吉太郎会員、小林一会員、敦賀和外会員の自己紹介文が掲載された。

主要行事 (参加者敬称略:順不同)

(1) 第39回年次総会 2012年4月27日(金) 国際文化会館1階 D会議室
出席者15名(順不同・敬称略):高橋、萩原、大戸、今井、神田、藤村、福田、黒田、山岡、小林、高瀬、福永、倉又、松本、山下
 9年ぶりに会長の交代があり、高橋会長から今井新会長にバトンタッチされた。
  
(2) 新年会 2013年1月24日(木) 四ツ谷「スクワール麹町」寿の間
出席者18名(同):今井、大戸、萩原、神田、湊、黒田、三上良、福田、山岡、的場、福永、小林、松本、辻岡、山下、鳥山(非会員)
 余興として神田会員が手品、小林会員が小唄、松本会員が英国寮歌を披露した。

(3) シンポジウム 3月17日(日) 市ヶ谷JICA「地球ひろば」大会議室
出席者23名(同)モデレータ:福田、パネリスト5名:小倉、神田、高橋、福永、不破。会員10名:今井、的場、倉又、水上、林、大戸、萩原、黒田、山岡、山下。
非会員2名:権平、阿部。学生会員5名:勝井、佐藤、谷村、重本、浪川。
 午前中に関西学生部が8月に実施したスタディ・ツアーの報告会を行った。
 午後は「開発第1世代から次世代に伝えておきたいこと」をテーマに、パネル討論を行った。

広報
(1)ジャーナル
(1) 編集委員会の開催
編集委員会のメンバーが一部交代した。2013年度の委員会は藤村建夫委員長以下、浅沼信爾、高橋一生、林薫、福田幸正、湊直信の6名で構成される。2012年度は編集会議を5月27日、7月6日、10月29日、12月27日の4回開催した。

(2) 第3号及び第4号の発行
2012年度は8月と1月の2回発行し、外部配信者を140人確保することができた。編集会議の開催、原稿の査読、編集・発行という手順も軌道に乗ってきた。内容の多様性と知的面白さという観点からすると、「国際開発研究・教育」および「博士論文の紹介」を新たに含めることができた。更に「会員紹介」は、インタビューではなく、本人に同一項目にしたがって記述していただいた。SRIDホームページのアップデートが常時できるようになり、SRIDシンポジウムと懇談会は、ウエブサイトHPの会員頁に直接掲載されることになったものの、一般向けに公開できるものは、ジャーナルに掲載を続けることが望ましいと思われる。ジャーナルにはSRIDらしいカラーが出来てきたと感じている。

(2)ニュースレター
2012年4月号 No. 432 
今井正幸「フランスと私」

2012年5月号 No. 433 
高津俊司「鉄道整備と国際開発」

2012年6月号 No. 434 
高千穂安長「私の教員生活と定年後の展望」

2012年8月号 No. 435 
西ヶ谷邦正「パキスタン雑感その他」
 
2012年10月号 No. 436 
豊間根則道「エチオピアの二面性」

2012年11月号 No. 437 
中野幸紀「電波利用促進による内発的経済発展モデルの構築とその実証研究」

2012年12月号 No. 438 
匿名会員「Cold War and its Legacy 」

2013年2月号 No. 439 
藤村建夫「私の異文化体験:上海生活第六幕」

2013年3月号 No. 440 
湊 直信「外務省に勤務して」

上記のニュースレター(2011年4月号No.423〜2013年3月号No.440)をご覧になりたい方は、「会員エリア」で全て閲覧することができます。


 懇談会・
 作業部会
懇談会
第1回 7月30日(月) 国際文化会館 C会議室 (参加者7名)
 「震災復興の進捗と課題〜水産業を中心に」 (株)アイ・エム・ティー 代表取締役 三上恒生会員

第2回 9月26日(水) 国際文化会館 セミナー室 (参加者20名)
 「アフリカとルワンダ」 ルワンダ特命全権大使 畑中邦夫氏

第3回 11月19日(月)  国際文化会館 C会議室 (参加者9名)
 「欧州復興開発銀行を巡る最近の話題」 EBRD本部シニア・マネジャー 中澤賢治会員

上記の懇談会議事録をご覧になりたい方は、「会員エリア」で全て閲覧することができます。


 サロン 第1回サロンド・ミカミ
  5月18日(金) 18:30〜21:00 三上sr.会員宅 (参加者7名)
  Brain Storming:「SRIDとは何か」

第2回サロンド・ミカミ
  10月9日(水) 18:30〜21:00 三上sr.会員宅 (参加者7名)
  スピーカー:林 薫会員「開発・援助の効果」

第3回サロンド・ミカミ
  10月29日(木) 18:30〜21:00 三上sr.会員宅 (参加者3名)
  スピーカー:菊地邦夫会員「ワシントンから見た日本の政治経済」 

第4回サロンド・ミカミ
  12月13日(木) 18:30〜21:00 三上sr.会員宅 (参加者7名)
  スピーカー:小林 一会員「チェルノブイリ視察報告」 

第5回サロンド・ミカミ
  3月28日(木) 18:30〜21:00 三上sr.会員宅 (参加者5名)
  スピーカー:福田幸正会員「中国問題」 

第1回サロン・エカポール
  2013年1月15日(火) 18:30〜21:00 藤村会員宅 (参加者14名、うち非会員4名)
  ゲスト・スピーカー:国際開発機構理事長 杉下恒夫氏「新政権と外交」


 学生部 ・ 関西学院大学総合政策学部の中野幸紀会員を顧問として、2011年度に浅野由香梨氏により関西学生部が復活した。

・ 2012年度は勝井美世氏を代表として、10名の会員が勉強会やスタディ・ツアーを実施した。そのうち5名が3月17日(日)に東京で開催されたSRIDシンポジウムに参加して研究報告「急成長国ミャンマーの教育問題」「観光産業促進によるミャンマーの経済発展」を行い、SRID会員との交流を深めた。

・ 2012年度の活動実績、会計報告については巻末の学生部資料を参照のこと。2013年度は谷村美那子氏が学生部代表に選出された。


 シンポジウム 3月17日(日) 市ヶ谷JICA「地球ひろば」大会議室
出席者23名(同)モデレータ:福田、パネリスト5名:小倉、神田、高橋、福永、不破。会員10名:今井、的場、倉又、水上、林、大戸、萩原、黒田、山岡、山下。
非会員2名:権平、阿部。学生会員5名:勝井、佐藤、谷村、重本、浪川。

 午前中に関西学生部が8月に実施したスタディ・ツアーの報告会を行った。5名の学生会員が「観光産業促進によるミャンマーの経済発展」「急成長国ミャンマーの教育問題」をテーマにプレゼンを行った後、SRID会員との意見交換を行った。

 午後は「開発第1世代から次世代に伝えておきたいこと」をテーマに、5名のパネリストがそれぞれ、@開発分野に足を踏み入れた動機、A現役中のハイライト、B自分にとって開発協力とは何か、C次世代に期待したいやり残したこと、について意見を述べた。その後、福田幹事の司会によりフロアーからの発言を交えて全体討論を行った。