SRID Newsletter No.406 November 2009

私のインドネシアでの健康管理法
―インドネシアからの帰国挨拶に代えて―

不破吉太郎

早いもので、1年の任期を終え、9月17に帰国致しました。帰国後も引き続き日本をベースとして、日本が気候変動対策プログラム・ローンで支援する、13省、55項目に及ぶ森林、エネルギー、水資源、クロス・セクターなど様々な分野のインドネシアの気候変動対策政策アクションの実施モニタリングをやることとなり、早速10月12日より、昨日までジャカルタに出張してきたばかりです。このように帰国後もばたばたしておりましたので、ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。

気候変動対策プログラムローンの話しをすると上記のように多岐にわたりとてもこの紙面では書き尽せませんので、帰国のご挨拶に代えて、ジャカルタでの私の健康法を紹介させて頂きたく存じます。多忙でカロリー摂取量が多くなりがちな方には、多少参考になるのではと存じます。いずれもよく言われていることですので、「釈迦に説法」となるかもしれませんが、ご容赦下さい。

以下を実践すると、体調と気分はばっちりです。(小生、パリ駐在時代は、不規則で運動不足の生活で、今よりも20kg近く多い体重でしたが、現在は高校生時代の体重を下回っています)。

@早寝早起き:目標22時就寝、4時起床
A食後40−50分経ってから、有酸素運動を40分‐50分
B夕食は早目にとり、その後できれば就寝前にひと運動
C週末は気分転換にテニス
D運動中と運動後はストレッチング

以下、簡単に解説します。

@早寝早起き:睡眠時間は6時間が最適だそうです。確かに実践してみると好調です。

A食後40−50分経ってから、有酸素運動を40分‐50分:これは食べたものの成分が食後40−50分してから血中に出てきて、何もしないと血管に付着して動脈硬化などにつながるのを、有酸素運動を40分‐50分続けることで回避できるためです。有酸素運動とは、脈拍がせいぜい100−130/分以内に収まる程度の、ゆっくりしたジョギング、散歩、サイクリングなどです。

B夕食は早目にとり、その後できれば就寝前にひと運動:就寝前に軽く室内での仮想縄跳び、仮想水泳、仮想テニスなどを小一時間ほどして体を温め、更に熱いシャワーを浴びた後、強めの冷房で体を冷やして、ストレッチングで筋肉をほぐして寝ると、深い眠りが得られます。(因みに夕食は通常は15時半までに済ませてしまいます。歓送迎会などでも二次会は失礼し、カラオケはジャカルタ時代一回も行っておりません)。

C週末は気分転換にテニス:恐らくテニス環境は世界一(コート13面!)と思われる、Sultan Hotelに滞在できましたので、週末は最高連続9時間半のテニスを楽しむことができました。テニス好きの小生にとっては余りにも素晴らしい環境なので、Sultanではなく誘惑の多い“Satan” Hotelかと思うこともありましたが…

D運動中と運動後はストレッチング:筋肉痛は血中に乳酸が溜まることで生じます。ゆっくりと息を吐きながら、使った部分を伸ばすことで、乳酸を除去できます。運動中にこまめにストレッチングを行うことで、長時間運動を続けることが可能になり、運動後に行うと翌日の筋肉通が回避でき、しなやかな筋肉が得られます。

以上、私の健康管理法を紹介させて頂きました。最後に、上記健康管理法は、健康には良いのですが、仕事上の最適かどうかは確言しかねることを付言いたします。