2015年度活動報告

 

2015年度の活動

 

総務

 

(1)   会員数   

2015年度は入会者3名、退会者3名であった。現在の会員数は、国内会員53名、海外会員2名、学生会員9名、賛助会員なし。

・ 入会者  3名 村上亜衣夢氏(41日付) 奈良玲子氏(59日付) 

大野政義氏(2016322日付)

  退会者  3名 倉又孝氏(55日 死去) 辻岡政男氏(61日付)

白石邦広氏(2016331日付)

 

(2)   会費納入状況

  20163月末時点で会費納入者数は国内会員53、海外会員2、学生部9である。うち1名の新会員が2016年度の会費を前納した。

  2015年度の会費収入は434,000円と前年比35,500円の減収であった。減収要因は会費前納者の減少、若手会員の増加などによる。

 

(3)   会員紹介

SRIDジャーナルの「会員紹介」蘭において9号に河野善彦会員、豊間根則道会員、小出瑠会員、10号に鈴木博明会員、佐々木弘世会員、奈良玲子会員が紹介された。

 

主要行事

 

(1) 42回年次総会の開催

2015423() 18:3021:00 @理窓会倶楽部サロン。出席者は16名(うち学生部3名、非会員1名)。SRID会則を現状に合わせて抜本的に改正した。講演・執筆謝金、慶弔費の支払いなどに関する会計規則を設けた。総会終了後、関西から参加した学生部会員との交流を深めるため地下の「サイゼリヤ」で懇親会を開いた。

 

(2) 新年会 

2016122() 1830 2100 @理窓会倶楽部6階サロン。出席者11名(うち会員の家族1名)。会費5,000円。余興としてカラオケ大会を実施し、皆で合唱した。最長老の三上良梯会員(90歳)、及び松本洋会員が参加された。

 

(3)   シンポジウム

319日(土)13301730 @JICA市ヶ谷ビル2F大会議室。会員発表形式のシンポジウムを開催した。参加者20名(うち学生部3名、外部3名)。テーマは「SDGs時代のODAを考える」。基調報告は竹本和彦・国連大学サスティナビリティ研究所長。7名の会員よりそれぞれ興味深い報告がなされた。終了後、J’s Caféで懇親会を開催した。

 

懇談会

1回 83日(月) 理窓会倶楽部 談話室 (参加者16名、うち非会員6名)

IS取材から見えてきたもの」 NHK報道局国際部 太勇次郎副部長

 

2回 925日(金) 国際文化会館」401セミナー室(参加者15名、うち非会員6名)

「総選挙後のミャンマーの行方」 政策研究大学院大学 工藤年博教授

 

3回 115日(木) 理窓会倶楽部 談話室 (参加者13名、うち非会員6名)

「サイバーセキュリティと国際政治」 慶応義塾大学 土屋大洋教授

 

 

ニューズレター

 

20154月号 No. 459 

今井正幸 「途上国の旅日記4 途上国の想い出と開発現場の姿アルジェリア前編」

 

20155月号 No. 460 

今井正幸 「途上国の旅日記5 途上国の想い出と開発現場の姿アルジェリア後編」

 

20156月号  No. 461 

新人紹介 松田教男会員 

中澤賢治「マーブルとトラヴェルティン石材とEBRDの思い出

             

20157月号 No. 462 

新人紹介 鈴木博明会員

旅の千夜一夜物語 1:藤村建夫「危機一髪:キリマンジャロの悪夢」

         

20158月号 No. 463 

新人紹介 小出 瑠会員  

小浜裕久「『悪人』浅沼伸爾」

 

20159月号 No. 464 

旅の千夜一夜物語 2:神田道男「ラマダンにビールを求めて―20165月の

インドネシア」

 

201510月号 No. 465

自論公論 藤村建夫「SDGs時代に思う」  

旅の千夜一夜物語 3:鈴井宣行「セネガルにおける『夫婦間の金銭』と『人間関係』について」

 

201511月号 No. 466

自論公論 小林 一「国際開発者のためのジョーク集」

旅の千夜一夜物語4:山下道子「『 甘い言葉に気を付けろ!』:ペルシャ商人のお茶のお誘い」

 

201512月号 No. 467

自論公論 神田道男「インドネシアにおける地方分権の現状」 

千夜一夜物語 5:山岡和純「アフリカで人気急上昇、でも、日本とは違うおコメの事情」

 

20163月号 No. 468

自論公論 奈良玲子「イランからみた中東情勢中東におけるパワーバランスを

中心に」 

旅の千夜一夜物語 6:藤村建夫「フジモリ元大統領と私」

 

 

SRIDジャーナル

(1) 編集委員会の開催

2015年度の企画・編集は藤村建夫委員長以下、浅沼信爾、高橋一生、福田幸正、湊直信、山岡和純の6名が担当し、中島千秋が事務局を務めた。編集会議を51日、724日、1019日、1222日の4回開催した。

(2) 9号及び第10号の発行

9号は特集を組まず、ユーロ危機、AIIB、世界水フォーラム等の最新のトピックを取り上げた。第10号は「ODAの評価」を特集した。会員以外の配信者は300名を目標としていたが、278名にとどまった。

 

 

サロン

1回サロン・エカポール 84() 藤村会長宅(参加者9名、うち非会員5名)

UNDP「人間開発報告」元責任者の福田パー氏の希望により、関係者を集めて「ODAの比較研究」に関する聴き取り調査に協力した。調査の目的は各国のODAの特色と効果の検証である。

1サロンド・ミカミ 1026日(月) 三上良梯会員宅(参加者11名、うち非会員2名)

話題提供者はワシントン在住の菊地邦夫会員。日米の政治談義で盛り上がった

2サロン・エカポール 129() 藤村会長宅(参加者9名)

ゲストは植木安広・上智大学教授。テーマは「国連の問題解決機能とその限界」。

 

 

学生部

関西学院大学総合政策学部の中野幸紀会員を顧問として、2011年度に浅野由香梨氏により関西学生部が復活した。20123月に6名がSRIDシンポジウムに参加。研究報告「ナイジェリアにおける新たな国際協力」を行った。

2012年度は勝井美世氏を代表として、10名の会員が勉強会やスタディ・ツアーを実施した。そのうち5名が317日に東京で開催されたSRIDシンポジウムに参加して研究報告急成長国ミャンマーの教育問題」「観光産業促進によるミャンマーの経済発展」を行い、SRID会員との交流を深めた。

2013年度は谷村美那子代表が留学のため退会。10月より浪川真祐子氏が代表を引き継いだ。4月にSRID学生部のfacebookを立ち上げた他、11月に同大学総合政策学部の研究報告会で「コメの自由化が日本に及ぼす影響」について報告した。

2014年度は浪川真祐子代表のもとで7名の会員が勉強会を実施した。1025日には浪川代表が上京してSRID40周年記念シンポジウムに参加した。327日に藤村幹事が関西学院大学梅田キャンパスでセミナーを開催した。

2015年度は浪川真祐子代表のもとで3名の新人を含む9名の会員が参加した。1027日に藤村幹事が関西学院大学梅田キャンパスで2度目のセミナーを開催した。2016319日には浪川代表他2名が上京してSRIDシンポジウムに参加。三谷宏明次期代表が「日本の諸問題へのアプローチ〜幸福の視点から〜」の研究発表を行った。学生部の活動状況についてはfacebookで随時報告されている。