2014年度活動報告

 

総務

 

(1)   会員数   

2014年度は入会者3名、退会者1名であった。現在の会員数は、国内会員51名(内2名が会費未納)、海外会員4名、学生会員7名、賛助会員なし。

  入会者  3名 松田教男氏(1125日付) 小出瑠氏(1126日付)

鈴木博明氏(1215日付、海外会員)

  退会者  1名 西ヶ谷邦正氏(2015331日付)

(2)   会費納入状況

  20153月末時点で会費納入者数は国内会員49、海外会員4、学生部7である。うち3名の新会員が2015年度の会費(暫定額)を前納した。

  2014年度の会費収入は469,500円と前年比48,500円の減収であった。減収要因は会費の前納・未納、新会員の前納金減額、学生部会員の減少などによる。

(3)   会員紹介

SRIDジャーナルの「会員紹介」蘭において、7号に小倉正城会員、福田幸正会員、8号に大嶋清治会員、萩原孝一会員、前川美湖会員の紹介文が掲載された。

 

主要行事

 

(1) 41回年次総会 2014421() 東京理科大「理窓会倶楽部」6階サロン  

出席者は17名(敬称略):今井、神田、菊地、黒田、小林、鈴井、高橋、豊間根、中島、藤村、松本、的場、三上、湊、山岡、山下、田村(学生部)「会員意識に関するアンケート調査」の結果報告に基づき、意見交換を行った。総会終了後、最長老である三上良梯会員の89歳の誕生日を祝して乾杯した。

(2) SRID設立40周年記念シンポジウム 1025()14001700 東京大学農学部「セイホクホール」で開催した。基調報告:大島賢三氏、及び下村恭民氏。総合司会:神田道男幹事。パネル討論の司会:湊直信代表。パネリスト:基調報告者に加えて石田洋子IDCJ理事、福田幸正会員、山岡和純幹事、小森剛会員。参加者は会員21名、外部25名、学生18名の計64名と大盛況であった。終了後にレセプションを開いた。

(3)   新年会 2015123() 四谷「スクワール麹町」2階レストラン「アピアン」

出席者は12名(敬称略):今井、神田、黒田、小林、高千穂、高橋、中島、藤村、松本、湊、山岡、山下。歓談の合間に、今井会長(シャンソン)、湊代表(ジャズ・ピアノ)、山下事務局長(ウクレレ)が余興を披露した。

 

懇談会

1回 619日(木) 理窓会倶楽部 談話室 (参加者13名、うち非会員2名)

「日本とアフリカ」 早稲田大学国際戦略研究所 片岡貞治所長

2回 911日(木) 理窓会倶楽部 談話室 (参加者11名)

「ポストMDGsをめぐる動き」 元JICA理事 住友商事顧問 荒川博人会員

3回 1120日(木) 理窓会倶楽部 談話室 (参加者12名、うち非会員2名)

「持続可能な社会に向けた取組とSDGs国連大学サスティナビリティ高等研究所

竹本和彦所長

第4回 116日(金) 国際文化会館 セミナー室 (参加者15名、うち非会員1名)

フィールドから見たMDGsの達成状況とポスト2015開発目標の合意形成 

UNDP日本事務所 近藤哲生代表

 

ニュースレター

20144月号 No. 449 

今井正幸「途上国の旅日記 No. 1 セネガルの章」

 

20145月号 No. 450 

鈴井宣行「セネガル報告(B)芽生え始めた『サービス』という価値観」

 

20146月号  No. 451 

西ヶ谷邦正「最近の日中関係について (1)

       

20147月号 No. 452 

西ヶ谷邦正「最近の日中関係について (2)

        

20148月号 No. 453 

今井正幸「途上国の旅日記 No. 2 セネガルの章」

 

20149月号 No. 454 

山下道子「日本のHard PowerSoft Power

 

201410月号 No. 455

今井正幸「途上国の旅日記 No. 3 モロッコ ―変わらない静かな王国― (1)

 

201411月号 No. 456

今井正幸「途上国の旅日記 No. 3 モロッコ ―変わらない静かな王国― (2)

 

20152月号 No. 457

豊間根則道「バングラデシュはどこへ向かうのか―政争に委縮する国」

 

20153月号 No. 458

中澤賢治「ギリシャ、キプロスにおける欧州復興開発銀行(EBRD)の活動

 

SRIDジャーナル

(1) 編集委員会の開催

2014年度の企画・編集は藤村建夫委員長以下、浅沼信爾、高橋一生、林薫、福田幸正、湊直信の6名が担当した。編集会議を530日、81日、1025日、1219日の4回開催した。

(2) 7号及び第8号の発行

第7号は「ネットワーク時代の国際開発協力」、第8号は「グローバルな貧富の格差」を特集した。会員以外の配信者は280名を目標としていたが、254名にとどまった。事務局のPCが一時期不調であったため、外部からの配信依頼が、若干漏れた可能性がある。2015年度は300名の配信を目標としたい。(藤村)

 

サロン

1回サロン・エカポール 515() 19:0022:00 藤村会員宅(参加者10名)

ゲストはUNDP「人間開発報告」元責任者の福田パール氏。New Yorkニュー・スクール大学教授。トピックはGlobal Goals as a Policy Tool: Intended and Unintended Consequences

The New SchoolFukuda Parr-Sakiko教授を招き、ポスト2015Agendaをめぐる最近の国連関係者の動きについて知識を得ることができた。最初に、MDGがどのように達成されたか、されなかったか、また利用されたのかという評価の話しを聞き、国際的な公約が各国に与えた影響について知ることが出来た。次いで、SDG策定をめぐる国連機関の動きについて、なかなか大変な作業が続けられていることや、国際政治の複雑な駆け引きが理解された。予定していた政策研究大学院大学の工藤年博教授の話は都合で新年度に延期された。(藤村)

 

1サロンド・ミカミ 612日(木) 18002030 三上良梯会員宅(参加者3名)

話題提供者は小林一会員。「アジア起業家村、及び福島第一原発における最近の話題」。

 

2サロンド・ミカミ 115日(水) 17302100 三上良梯会員宅(参加者10名)

話題提供者はワシントンから一時帰国中の菊地邦夫会員。米国中間選挙における民主党の敗退とオバマ政権の議会運営の困難さ、などについて議論が沸騰した。

 

3サロンド・ミカミ 217() 17:3021:00 三上良梯会員宅(参加者7名)

話題提供者はICネット社の高千穂安長会員。ODA分野のコンサルタント企業として、設立後10数年で業界上位に急成長した同社の成長を支えた要因や条件について議論した。

 

学生部

関西学院大学総合政策学部の中野幸紀会員を顧問として、2011年度に浅野由香梨氏により関西学生部が復活した。20123月に6名がSRIDシンポジウムに参加。研究報告「ナイジェリアにおける新たな国際協力」を行った。

2012年度は勝井美世氏を代表として、10名の会員が勉強会やスタディ・ツアーを実施した。そのうち5名が317日に東京で開催されたSRIDシンポジウムに参加して研究報告急成長国ミャンマーの教育問題」「観光産業促進によるミャンマーの経済発展」を行い、SRID会員との交流を深めた。

2013年度は谷村美那子代表が留学のため退会。10月より浪川真祐子氏が代表を引き継いだ。4月にSRID学生部のfacebookを立ち上げた他、11月に総合政策学部の研究報告会で「コメの自由化が日本に及ぼす影響」について報告した。

2014年度は浪川真祐子代表のもとで7名の会員が勉強会を実施した。1025日には浪川代表が上京してSRID40周年記念シンポジウムに参加した。327日に藤村幹事が関西学院大学梅田キャンパスでセミナーを開催した。